09/12 20:40 UP! エロとエロティシズムについてRURI(ルリ)(39歳)

エロとエロティシズムについて
みなさま、こんにちは。瑠璃(るり)です。
毎回濃いめの日記を書いているので、「他のキャストとは路線が違うのでは…?」と少し疑心暗鬼になることもあります。
けれど、やはり当初の思いに立ち返ると、私という人間の性格や哲学を知っていただいたうえで交流したほうが、心も体もより深くつながれる気がするのです。
ですので、もうしばらくこのスタイルを続けさせてください。
さて今回は、「エロ」と「エロティシズム」についてです。
もし私が「エロ」だけを追求するのであれば、より直接的で刺激的な情報をお伝えするだけでよかったかもしれません。
ですが、哲学的な観点から腑に落ちる考えに出会いましたので、今日はそれを共有させていただきます。
少しでも共感していただけたら嬉しいです。
エロティシズムとは
①感覚や情緒に訴える性的魅力→裸や行為そのものではなく、「想像させること」や「余白」によって生まれる魅力。
②文化や芸術と結びついた性愛
→文学や絵画、映画などで、直接描かれずとも漂う緊張感や官能。
③心理的・哲学的な側面
→哲学者バタイユは「エロティシズムとは生と死の境界を揺さぶるもの」と表現しています。
つまりエロティシズムとは、余白を含んだ創造的な観念であり、関係性の中に生まれる緊張感そのものです。
東京M性感が表現している世界観も、まさにこのバタイユの言葉に重なるのではないでしょうか。
「エロ」との違い
一方で「エロ」は、性行為や裸、肉体的な欲望を直接的に満たすものです。
エロ = 肉体的な刺激エロティシズム = 情緒的・感覚的な刺激
もちろんどちらも大切です。
ただ、ここに訪れてくださる方々の多くは「観念も含んだ情緒的なエロティシズム」を求めているように感じます。
エロに触れたとき、人は即座に快楽で満たされます。
しかしそれだけでは、なぜか少し物足りなさが残るのも事実です。
私たちの欲望は単なる肉体の充足にとどまらず、もっと深いところで「意味」や「物語」を求めているのではないでしょうか。
エロティシズムの魅力
エロティシズムは、見えないものに宿ります。
触れ合う直前の緊張や、禁じられたものへの憧れ。
その魅力に近づくためには、衝動だけでなく知的好奇心が必要です。
「なぜこの仕草に心がざわめくのか」「なぜ見えないほうが美しいのか」と問いを重ねること自体が、官能をさらに豊かにしていきます。
エロは快楽を消費して終わりますが、エロティシズムは心に想像の余白を残し、いつまでもその世界を拡張していきます。
それは、単なる性的欲望を超えて「生きる歓び」にまでつながっていくものだと私は思います。
ここに集うみなさまと、そんな新しい世界を一緒に見てみたい。
そう願いながら、私はここにいます。
最後に
―とはいえ、自分で書いていて「ちょっとカルトっぽい?」と苦笑いしたのも事実です(笑)。
異論反論、どんなご意見も大歓迎です。
少しでもご興味を持っていただけた方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
これからもご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。